比較的手頃に買えますし、季節や気分で換えてみたいのです。
小さくても個性、作家性が投影されるから、器っておもしろいです。
そんな器をときどきズラリと並べて磨いていたりすると、子供が寄ってきて触りたがるのです。『おさるのジョージ』みたいに好奇心のかたまりで。
この小さいお嬢さんには、幾度となく器を割られてきたので、気が気でないお父さん。
「ダメダメ、割れちゃう! 割れちゃう!」と言い続けてきたからでしょうか。
いつしか、小さいお嬢さんは、良さげな器を手にすると、「(割れては困る大切なもの=)ワレワレですねぇ」と愛でるようになりました。
愛着がわくと、ものを大切にします。いいものに触れると、感性が豊かになります。
「いいよ、自分が好きなものを自分で見つけられるようになりなさい」と、お父さんは目を細め、まだまだ、ちいさい我が子の成長を喜ぶのです。
でも、徳利とおちょこで牛乳飲むのは、どうなのよっ!?
小さいお嬢さんも時間や気分で、器を使い分けているようです。
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